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⑩ イスタンブール・フリー 

こちらは観光とは全く関係のないお話となっています。
旅行中にあったトラブルのお話です。真剣なお話となってますのでそれでもよかったらどうぞ。
この日のツアーはお昼までで終わり、一度ホテルに入って午後からは各自でフリーとなりました。最終日の滞在ホテルはここに来て三ツ星ホテル。泊まった中では一番豪華で過ごしやすくて、良いホテルでした。
この日ツアーがお昼までだったのは幸いでした。今まで何度も書きましたがこの時、私はとてもとても体調が悪かった為、午後のフリーは観光どころか、ホテルの部屋でダウンしておりました。大人しくベッドで寝ていた、という訳です。

実はこの日一日でとてもいろんな事があったんですよね。書こうかどうか迷いました。でも、聞いてもらいたい事があって、一緒に行った親友の事について、少しだけお話させていただきたいと思います。

今回のトルコツアー日程が過酷なだけあって、同じバスに乗ってるツアー客35人の中で、私の様に体調を崩す人がたくさんいました。慣れない土地、過酷なスケジュール、食事面…色んな事が重なったんだと思うけど、この日私以上に、ものすごく体調を崩された女性の方がいらっしゃいました。
突然この日に崩した訳ではなく、旅行中少しずつ体調が悪くなっていったみたいだけれど、何日も食事はおろか、水分を取っても全て吐き出してしまうし高熱も出て大変な状況になったそうです。ホテルに入る前にその事がわかり、私の親友はその時「私に少しでも何か出来る事があるかもしれません」と自ら添乗員さんにかけあって、その女性の介護にあたる事になりました。私の友達は看護士なのです。
私自身ははホテルに着いた瞬間もう自分の部屋に倒れこんでしまったので、詳しい状況はあまりわかりません。友達も私ほどひどくはないにしても、体調は良くなかったのに私たちの部屋に着くなりその女性の方の部屋とを往復して、一生懸命動いていたのはよくわかりました。

ホテル側に連絡して氷嚢を用意したり体温計を借りに行ったり。一生懸命できることを探して彼女のそばにいてあげてたんだと思います。
でも、お薬を飲ませてみようにも飲んだ瞬間に吐いてしまうような状況で(胃が受け付けなくなってたんですね)ホテル担当のお医者では簡単にしか診てくれないという事もわかり、これでは大変だと思って添乗員さんと相談して、イスタンブールの病院へ彼女を連れて行くことになり、一緒に付き添って病院まで行きました。

私は部屋にいて他の方からの電話で「病院に付き添って行かれました」と聞かされて部屋で待っていました。しばらく時間がかかった後に帰ってきて。
私も眠ってたおかげで体調も大分良くなって、どうなったかを色々と聞きました。海外の病院と、日本とでは全く状況が違うだろうからどんな感じかと思っていたらしいですが、イスタンブールの病院はかなり設備も整っていたそうで事情を説明するとお医者様はすぐに点滴を打って下さって、その女性の方は熱も下がり安心という段階まで回復したそうです。

私もその事を聞いて本当にほっとしました。その方はすごくつらそうでしたから…。
そして友達の事を心からすごいなと思ったんです。
自分も体調を崩していてしんどいのに、名乗り出て何か出来る事があるかもしれない…と一体どれだけの人が同じ事を出来るだろう?私には、できない。知識もないけれど…あったとしても、出来るかわからない。
ベッドで寝ていただけの私だけど、友達が部屋を何往復もしてたのを知ってる。何度も添乗員さんとも連絡を取り合っていた。そして病院までタクシーで付き添っていった。

友達は何かしたいのにでも実際は道具も何もないしあったとしても医者が指示しないと何も出来ない…と何度も言いました。

でもそういう治療の意味で何も出来なくても、出来る事を探して実際に動いていた。汗を拭いてあげたり、着替えさせたり…側にいてあげてた。
それが、どれほどの励みになるのか。
しんどい時、つらい時、誰かがそばにいてくれるだけで、安心できる。そういう事って、皆経験ありますよね?子供の頃風邪をひいてしんどくて。でも側には家族が付いてくれていて、ものすごく安心できた。つらい時にそばにいてくれることが何よりの励みになる。

私も体調悪かったけど、友達がすごく心配して気遣ってくれた事すごく嬉しかった。本当に、嬉しかった。だから友達が一生懸命になって頑張っていたこの時のこと、私は誇りに思う。心から。
友達は何もしてないよ、みたいな事を言うから私が思ってることは、全部伝えた。いてくれて本当に良かった。すごく安心できた。だから女性もきっと同じ気持ちなんだと。

こんなにも素敵な友達と一緒に旅をする事ができて私は本当に幸せです。しんどくても笑いありの、終始楽しい旅でした。色んな事がありすぎて密度の高い8日間だったけれど。

翌日にはもう帰国だったから女性の方の体調が心配されたけど、病院へ行ったおかげで動けるまで回復して、帰るまでに友達とその方がお話していました。

本当に本当に嬉しかったんですって。そばにいてくれて。
気持ちがわかるからこそ私も胸がいっぱいになって。

長くなりましたが読んでくださってありがとう。
次回は、観光編に戻りますね^^

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