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嘘つき姫と竜の騎士 

★サイト★ Windy Hill

「嘘つき姫と竜の騎士」 (完結) 作者 洸海様

 旅芸人のニアナは訳あって一人放浪中。偶然出会った“共和国の文化委員”だという青年と妙な縁ができ、古美術品調査の仕事を手伝うことになるが……。
 芝居上手な少女が、小国の王家を巡る陰謀に舌先三寸で挑む物語。(作者様あらすじ)

<感想>

 お、面白かったです……!こちら、以前紹介させていただいた「王都警備隊」と同じ作者様の作品です。
 「王都」も大好きですが、こちらも大好きになりました。文章がお上手なのでとても読みやすいですし、ストーリーも面白くてついのめり込んでしまいました。主人公はニアナと言う旅芸人だった少女。旅先で偶然出会った妙な青年と縁が出来て彼の仕事を手伝うことになった……と言うのが始まりです。彼女は旅一座で女優をしていたと言う経験からその演技は勿論の事、ちょっとした嘘でも本当のように振舞うのはお手の物。

 青年、ネイシスの仕事をより円滑に進める為にニアナは彼に協力するのだけど、いつの間にやら小国の陰謀に巻き込まれてしまってというお話です。陰謀に巻き込まれるのは偶然ではないんですけどね(苦笑)

 色んな役柄をいくつも使い分けれるニアナ。彼女の特技のおかげでネイシスの仕事も助かる事はあるんだけれども、結局は彼女に振り回される羽目に。真面目で正直で感情表現がストレートなネイシスに、ニアナが怒ったり呆れたりしている様子も面白おかしかったです。会話がかみ合ってない、というほどでは無いんですけど、私ももし彼と会話をする事があったら戸惑ったかもしれない(笑)
 舌先三寸で人を丸め込んだりと、そのときどきで彼女は色んな顔を纏っていますが、心はまっすぐだなと私は感じました。陰謀に巻き込まれながらも彼女は逃げる選択肢を選びませんし、ちょっと勢いがある所もあるけれど、好きな性格の主人公でした。

 物語もすっきり終わりますし、中篇くらいなので長さ的にも良かったです。終わりもニアナらしいと思える終わり方。こういった幕引き好きですね。その後を想像するのが楽しい。
 恋愛……はほのかにあると言っていいものか。ひとの想いや感情を読むのが得意でないというネイシス、その内に女性の心の機微もわかるようになればいいね……とおせっかい承知で思います。

 あまり書くのも何ですが「竜侯」という竜と絆を結んだ特別な存在がキーワードにもなってくるんですけど、別で完結されている「灰と王国」というお話が関連しているみたいです。と言ってもこちらはこちらで独立したお話なので何ら困る事無く読み進める事が出来ました。この作者さまの文章好きなので読んでみたいと思いますが、内容がシリアスで暗めらしいので今はちょっと保留で、また読める時が来たら読みたいと思います。


 ちょっと久しぶりの更新になりましたね。時が経つのは早くて自分ではあまりそう感じていないんですけど、ブログに広告が現われると更新してないんだな、と実感します。普段からマイペースな更新ブログですが、来月末にはリアルで引越しが控えているので、落ち着くまでさらに更新が滞ると思います。すみませんがよろしくお願いします。

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