FC2ブログ

恋の見出し方 

★サイト★   砂漠に浮かぶ月  

「恋の見出し方」 (完結) 作者 ユキノト様
(サイト閉鎖の確認)

 王太子カイエンフォールの執務補佐官として、王宮で働くアンリエッタ。
 わずか6歳の頃より、王太子の側役として16歳の現在までずっと仕えてきた。そんな彼女のまわりで起こる彼女と王太子との賑やかな日々の出来事。
<感想>

 アンリエッタの家は伯爵家でも貧乏で、家族を養っていかないといけないという理由もあって、王子の側役に志願し以来ずっと仕えてきた。苦労をしてきたせいか、お金に対する欲求も強い。けれどそれはその価値をわかっているからこそ。趣味はトマトの品種改良と財テク。野望は農園付き一戸建てで自給自足生活、らしい(笑)
 将来は、狐や狸との化かし合いを続ける王宮から離れてトマトの品種改良に勤しみながら優雅な自給自足生活を送りたいと日々夢に見ている。

 幼い頃よりずっと王太子カイエンフォールに仕えてきて、その後は執務補佐官に任命されて日々職務に励んできたアンリエッタ。最初はお金の為だったろうけど、カイの事を知るにつれ大事に思うようになって、そして補佐官として彼を助けることが出来るこの仕事を彼女は誇りに思っている。
 何事も即座に状況を分析して決断できるその能力(厄介な)人間のあしらい方。作中のアンリエッタは非常に有能で本当に格好良い。カイエンフォールとは顔を合わせれば嫌味を言いあってしまうような仲だけど(でも悪意は感じられないし)その様子は微笑ましいというか、じゃれあっているとでも言うべきか。

 16歳の大人になった現在も仲が良くない訳ではないけれど、精神的にも成長した分いつの間にか二人の間には隔てるものもあって。物語は章ごとに現在の二人の様子と幼い頃の二人の様子が順に語られていく。子供の頃のそれぞれの気持ちも温かくて、こうやって二人一緒にいたんだなというのが良く伝わってきて読んでいて微笑ましかった。立場的な事もあるしきっと他にも様々な問題があって、素直な気持ちになれない(なろうとしていない)アンリエッタ。今後、二人の恋はどうなっていくのかーー。

追記
2009.3月 完結されました!
最後はどうなるかともうドキドキさせられました。素敵なお話をありがとうございました!

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://2008niko.blog75.fc2.com/tb.php/32-3345072b

skin presented by myhurt : BLOG | SKIN
  
copyright © 2005 ★おすすめオンライン小説紹介★ all rights reserved. Powered by FC2ブログ