FC2ブログ

聖女と騎士のはなし 

★サイト★   awyr

「聖女と騎士のはなし」
 (連載中)  作者 boku様

聖剣に選ばれてしまった村娘と、堅物騎士の日常と波瀾万丈。
 (作者様紹介文)

 随分前に紹介させてもらっていたお話ですが、以前の感想があんまりだったので少し書き直させてもらいました。大好きなお話なんで、ご存知無かったら読んでみてほしいなぁと再UPさせて頂きました。
<感想>

 こちらの小説は、オンライン小説にはまってすぐに出会った作品です。


 魔物の気配など微塵も感じられないような、穏やかでのんびりとした農村で、あたたかい家族に見守られながら日々の家事や農業を手伝いながら毎日を暮らしていた、どこにでもいるようなふつうの村娘のダウフト。

 そんなのどかで平穏だった村に突然訪れた悲劇、魔物の襲来。家族兄弟、生まれ育った村すべてをうしない、命からがら逃げた先に彼女に待っていたのは、魔物を屠る聖なる剣の「ヒルデブランド」。
 ただの村娘が、何もかもを失ってその傷も癒えない内に、今度はいくさの絶えない東の砦の前線で魔物たちと戦うことになる。聖剣に選ばれた聖女として。

 物語にはダウフトと同じようにいくさで家族を、故郷をうしなった人のことが多く書かれています。悲しく辛かった彼らの思いもたくさん書かれているけれど、それ以上に、彼らが出会った人々との日々の暮らしや何気ない穏やかな日常もたくさん書かれているんです。

 失った家族の事を思えば辛くないわけなんてない。握った事もなかった重い剣を持つことになった葛藤だってもちろんあるけれど。それでも、ダウフトはーー、いつだって穏やかでやさしい。持って生まれたものであろう彼女の本質がにじみ出ていると思う。

 彼女のそばで、聖女の騎士としてダウフトのそばにいることになったギルバート。無愛想で、女性の心の機微なんてすこしもわからないんじゃないだろうかーというくらいに鈍感で、二人の間に漂うなんとも言えない空気にまわりの人間がやきもきしていたりもするけれど、騎士の顔をした彼はとても格好よくて、ダウフトを守ってるんだということがすごく、伝わってくる。

 彼女らが住まう東の砦は、魔物の脅威以外にもたくさんの思惑に晒されている。そのことにも物語では触れられている。ただただほのぼのとした物語ではない。けれど悲しさ以上に、読んでいるととても……心があたたかくなってくるんです。

 久しぶりに読み返して、やっぱり大好きだなぁと、胸がふるえました。bokuさまのちょっと古風な書き方もとても良い味が出ていて和むんです。それに彼女らを囲む登場人物たちもとっても楽しいひとたちばかりで、読みながらつい笑ってしまうようなエピソードがてんこもりなんです。ほのかにただよう柔らかな恋といい、bokuさまの書かれる文章はやっぱり好みど真ん中ですわ。

 以前のわたしの書いた感想がなんともまあ、すごく稚拙でいそぎ書き直させて頂きました。元々文章能力ないんですけど、それはないだろうというような内容だったので。本当にすみません……。


コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://2008niko.blog75.fc2.com/tb.php/4-dc02ec56

skin presented by myhurt : BLOG | SKIN
  
copyright © 2005 ★おすすめオンライン小説紹介★ all rights reserved. Powered by FC2ブログ